ガラス熔解炉の修繕

ガラス熔解炉の修繕
今週は終始溶解炉のメンテナンスで時間が過ぎて行きました。
M.Mグラススタジオの窯はオープンポットと呼ばれる形式をとった窯で、私達自身で設計した窯です。最初に火を入れてからもう8年が経過しました。ポット交換も6回目になります。窯の中には坩堝(ポット)が入っていて、この坩堝の中にガラスの原料を投入しガラスを熔かして使用します。この坩堝が何回も原料を炊き上げる事で浸食され、1年も経つと元の厚さの半分くらいになります。同時に虫歯見たいな穴もでき始めます。使いすぎて坩堝に穴があいたり、割れたらもう大変!ガラス溶解炉本体がガラスによって浸食されてしまい、修理するのに時間もコストもかかってしまいます。そうならないように早い目に坩堝を交換する訳です。
今回は、いろいろな作品制作の都合上1年半以上使用しました。内心はドキドキしながらの制作だったのですが、ガラスが漏れることなく修繕に移っています。
次の1年も多くのガラス作品制作の以来と注文が入っているので、途中で壊れないようにしかっりメンテナンスを行います♪

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ガラスの坩堝 1年半も使うとボロボロです。よく頑張ってくれました(感謝)

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ガラスの坩堝は重いのでハンマーで壊しちゃいます。

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ガラス溶解炉の炉床を綺麗にしたら、新しい坩堝の登場♪

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ガラス溶解炉前面の断熱材もぬり直しちゃいます。
後はバーナー等の機械類の交換です。来週には完全にメンテナンスが終わって火を入れる予定です♪