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福屋本店美術画廊ガラス二人展の打ち合わせ。

福屋美術画廊ガラス二人展の打ち合わせ。
2009年7月に行いました広島の福屋本店美術画廊でのガラス二人展の次回開催の日程について、打ち合わせに行きました。
福屋でのガラス二人展は2年おきに開催をしており前回の展覧会で10年前目を迎えました。10年の節目と言う事もあて、第一美術画廊(一番広い空間)で開催をし、良い形で終える事が出来ました。
そこで、重要なのが次回の開催の内容と時期です。その打ち合わせのため、いつもお世話になっております美術画廊の方々に私達M.Mグラスの考えを伝え、また画廊サイドの御考えや、最近の状況等を伺いに行きました。
昨今の日本の時代の移り変わりは非常に激しく、美術工芸業界もこの1.2年で大きく様変わりをして、厳しい時代を迎えているようです。もちろん私達もひしひしと感じていた事ではありますが、嘆いていても何も始まりません。美術画廊と一緒になって良い作品を発表していくために、お互いの方向性はきっちりと話し合っています。
もちろんこの会議で大まかな方向性の確認は出来ました。「新しいガラス作品の提案は見はもちろん、手にとって(使って)楽しいガラス作品」この様なコンセプトで考えていこうと思っています。
時期についても今年中には決まると思います。その時はまたお知らせいたします。
なんだか早くも緊張してきました。(汗)

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西川 慎 ・ 池本 美和 ガラス二人展
2009年 福屋本店 美術画廊

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西川 慎 ・ 池本 美和のガラスの取り組みがわかる様なガラス作品の展示。
開催5回、10年目の展覧会でした。


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この時初めて広島福屋でガラス彫刻作品を展示しました。
次回はこれを超える企画にしなければいけません。
早くも緊張してきている半面、とても楽しみです♪

「TAO」ライブを観に行きました。

「TAO」ライブを観に行きました。
「TAO」ライブを大小さまざまな和太鼓を叩き奏でる、打楽器のコンサートと思ったら大間違い!
和太鼓と言う概念を超えて極限まで鍛え上げられた肉体のアーティスト達がパフォーマンスを繰り広げます。まるで、演劇を観ているように和太鼓の演奏一つ一つが何かのセリフのように聞こえ、舞台を縦横無尽に駆け回ります。そのエネルギッシュで躍動感のあるライブは、これまでにない新しい独自の世界が繰り広げられ、最高の舞台芸術として表現されていました。
とにかく、おなかの底、胸の奥まで響いてくる和太鼓の振動と、アーティスト達の身体能力、寸分違わぬその音とパフォーマンスを感じると、その裏に隠された膨大な練習量と意志の強さに感動せずには居られません。ホントに感動しました。最高です!
TAO「浮世夢幻打楽~弐の絵巻」ジャパンツアーは12月まで続くようです。山口県では下関や萩であと2回公演があるようです。広島や福岡の公講も入れるとまだまだ観れる機会がありますので、ぜひ調べてみてください。TAOライブ「浮世夢幻打楽~弐の絵巻」必見です。

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実は6年ほど前、TAOのアーティスト達がガラス工房に吹きガラスの体験に来て下さいました♪
その時に初めてお話しをして、ライブを観に行ってからのTAOファンです。
私達、ガラス工芸作家も腕っ節はなかなかのものなのですが、TAOのアーティスト達の二の腕、腹筋や背筋を間近で目にしたときは本当にびっくり、腹筋は仮面ライダーばりだった事を覚えています。
今回も久しぶりにTAOのアーティストを目にして、さらにひと回り多くきなっているように感じました。実際の体つきもそうなのですが、何よりもアーティストとしてのオーラがビンビン伝わってくるように思えました。
TAOは年々、評価も高まり、ブロードウェイ・ラスベガスの進出も間近のようです。
日本の舞台芸術の素晴らしさを世界に! 心より応援しています。頑張ってください♪

私達M.Mグラスも作家としてのオーラを磨かなくては!

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TAO「浮世夢幻打楽~弐の絵巻」ジャパンツアー2010
グッズのグッズ売り場もすごい人でした。以前はメンバーが出てきてくれていたので、ブログの写真にと待ち構えていたのですが、流石に最近は出て来られないようです。(残念)

大谷山荘 別邸音信 ガラス作品

大谷山荘 別邸音信 ガラス作品
大谷山荘の別邸「音信」がオープンの時より作品を扱っていただいています。
多くの骨董品や萩焼などと一緒に現代ガラス展示していただけることになり、作品を定期的に納めさせて展示販売をして頂いております。この夏も多くの方々がご宿泊になられ、その記念に私達、M.Mグラススタジオのガラスの器や花入れをお買い求め下さいました。「音信」で西川慎や池本美和のガラス作品をご覧になられ、そのまま山陽小野田のガラス工房までお越しになられたお客様も何人かいらっしゃいました。
嬉しい限りです!
ようやく9月に入り、忙しい夏休みも終わって大谷山荘スタッフの皆様も一段落したのではないかと思い、いつも送りっぱなしになっていた作品や展示の様子を拝見させていただこうと、「音信」へ行きました。
西日本で一、二の高級旅館だけあって作品のあるロビーからの空間の雰囲気はなんど訪れても最高です。同時に作品の展示も素敵にセットしてありました。私達の分身であるガラス作品を安心して任せる事が出来ます。本当に作家冥利に尽きます。
また、担当の方にお客様の反応やご要望等をお伺いして今後の提案の参考にとお話もさせていただきました。より「音信」の空間のイメージを大切にし、よりお客様の心(旅や宿泊の思い出)に残るより良いガラス作品を制作提案したいと思います。

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大谷山荘の別邸「音信」 超高級空間です。
大谷山荘さんとのお付き合いは4年前に本館8Fのギャラリー「月の風」で西川・池本と二人展をさせて頂いたのがきっかけです。その後「音信」のオープン時にも作品を使っていただきました。

ちなみに、大谷山荘本館、音信どちらのBarでも、ご注文の種類によっては、M.
Mグラススタジオのグラスでお酒が楽しめます♪

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ガラス作品の展示スペース(手前の棚と奥の棚)
手前の棚は花器やグラスなどの日常使いのガラス作品が展示してあります。
この棚の裏には、先代女将さんが、世界中を旅してした際に買い求めた骨董品や工芸品、現代の作家さんの作品が並んでいます♪

ガラス記念品の制作

ガラス記念品の制作♪
ようやく8月も終わり一段落と言いたいところなのですが、M.Mグラススタジオではせっせとガラスの記念品を制作しています。一向に暑さは弱まる事もなく、うだるような暑さの中での吹きガラスの作業は非常に過酷です。最近のニュースでは「熱中症に注意を」と頻繁に呼び掛けている中で、暑いのを解っていて1200度の窯の前で作業をしているのですから、絶対に熱中症にはかかれません!もし、病院に搬送でもされたら、絶対に怒られちゃいますよね。そんなわけで十分に熱中症対策をしての作業です。
終盤戦になり、作業もだいぶ乗ってきてチームの流れも良い感じ♪
さあ、もう少しみんなで頑張りましょう。

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ガラス記念品の制作風景
後ろの「ヨシズ」もこの夏は大活躍。日は遮って風は通す、昔の人はすごいな~。

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作業もだいぶ乗って来たので少しは余裕が出てきたかな。
チームの流れは良い感じ。しかし暑いです。

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ガラス記念品の制作もあともう少し。並べると、かなりの量を制作したように感じます。
しかし、ここに並んでいるだけでは、まだ半分以下です。(汗)
せっせと吹きガラスの作業、ガラスの加工、頑張りましょう!