ガラス芸術 中国の教育現場

ガラス芸術 中国の教育現場
前回の視察で知り合った中国美術学院の管先生、上海大学の苗先生に会いに三度目の中国に行ってきました。7月に入ると大学が休みになって、先生方の時間が少しとって頂けるようなので、学校の設備等を見学せてもらいに行った次第です。
中国美術学院は、上海から新幹線で1時間弱「杭州」にあります。西湖の畔にあってものすごく広いキャンパス、自然も豊かな素晴らしい環境です。この6月には西湖が世界遺産になったようです。
少し離れたもう一つのキャンパスにはガラス工房もあり、これまたとても大きな電気窯がズラリ!。加工機とともに充実しています。残念ながら吹きガラスの設備はありませんでしたが、今後ガラス芸術が中国国内で認知されていけば、吹きガラス工房も建つ可能性は十分にありそうな予感がしました。
何を言っても、他の国のアーティストと会って話が出来ると言う事は作家にとって良い刺激になります。
本当に楽しい時間でした。また行きたいな~♪

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中国美術学院。日本で言う所の東京藝術大学みたいな国立大学。

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中国美術学院 ガラス工房棟。
写真では解りにくいでうが、ものすごく大きな建物です。設備の写真は撮れませんでしたが、
すごく立派なキルンワークの設備と加工機がずらっとそろっていました。

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6月に世界自然遺産になった西湖。日本の小笠原諸島と同じ時期に登録されました。
大学正門のすぐ向かいに立派な入口があります。

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西湖の湖畔です。立派な柳の木が多く茂っています。
満潮時に川の水が逆流することで有名な銭塘江の堆積物でせきとめられた 自然の湖で、
蘇東坡や白居易らが詩に詠んだ中国を代表する土地です。

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管先生のアトリエ。古い倉庫を改良した素敵なアトリエです。
めちゃめちゃカッコイイ♪
美味しいお茶と、紹興酒の御土産まで頂きました。
管先生お忙しい中ご案内頂き本当にありがとうございました。(感謝)

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続きまして「上海視覚藝術学院」です。

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上海視覚藝術学院は40の科がある、またしてもとてつもなく大きな構内。
科一つ一つに大きな教室や制作室がある感じでとても贅沢です。
この環境で制作できる学生は幸せですね♪

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上海大学の苗先生(右)と上海視覚藝術学院のXUE Lu先生(左)
お忙しい中いろいろ案内して下さいました。
両先生方、本当にありがとうございました。(謝謝)