日本伝統工芸展を観に行きました。

日本伝統工芸展を観に行きました。
日本橋三越本店で開催されています「日本伝統工芸展」を拝見しました。
開催2日目と言う事もあって制作者の作家先生、お客様ともにものすごい人です。
陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸と分類され、各工芸の作家が鍛錬と工芸技術の発展のために制作された作品が600点以上展示されています。そのどれもが素晴らしい作品ばかりで本当に日本の工芸技術の高さを感じる事が出来ます。この伝統工芸展の意味合いは「伝統は生きて流れている物で、永遠に変わらない本質を持ちながら、一瞬もとどまることなく、今日の生活に即した新しいものを築きあげる」事の様です。今私達が日々制作しているガラス作品と同じ方向を向いているのです。しかし、私を含めて、現代ガラスの作家は伝統的な技法を用いながらこの伝統工芸展にチャレンジしている作家は私を含めて非常に少ないと思います。「伝統」と言う言葉の意味を深くとらえ、自分で枠を作らずにもっともっといろんな事に挑戦して行く事が大切だと、この展覧会を観覧して感じています。とても勉強になりました。

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日本橋三越本店で開催されてる「日本伝統工芸展」
国内最大規模の公募展です。

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9月21日~10月3日
日本橋三越本店 本館7階ギャラリーにて開催しています。

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日本橋三越本店をかわきりに、全国12か所で日本伝統工芸展が開催されます。
山口県のお隣、広島(広島県立美術館)、福岡(岩田屋本店)でも開催されます。
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。