出来事」カテゴリーアーカイブ

ガラス工房に福を呼ぼう♪

ガラス工房に福を呼ぼう♪
今日は節分。大寒と立春(冬から春に)と季節が変わる節目です。昨日のブログにも書いたのですが、自分の誕生日は忘れてしまうのにこの十数年、節分「豆まき」はなぜだか欠かしたことがありません。(謎)
ガラス工房に福の神がたくさんやってくるよう、皆で豆まきしましょう♪

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ガラス工房通用口からスタッフの皆で「鬼は~外。福は~内。」

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ガラスショップの玄関も大きくドアを開いて「鬼は~外。福は~内。」
今年もガラス工房にお越しのお客様、スタッフみんなに福が来ますように♪(祈願)

M.Mグラススタジオ忘年会

M.Mグラススタジオ忘年会
いつもしっかり働いてもらっているスタッフの皆で忘年会です。いつもはどこかのお店に食べに行くのですが、今年はM.Mグラススタジオで手作りで行うことになりました。夏のガラスフェスタではゲストや講座生さんに対して、ホスト役だったスタッフ達も今回は自分たちで思う存分、食べて飲んで、楽しく過ごします。ガラス工房お得意の「徐冷炉料理!」またまたピザと炭火焼ではありますが、今年も残すところあとわずか。窯のメンテナンス、年内に収める仕事、来年につなげる準備をしっかりするためにしっかり飲みましょう♪

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まずは、湯城館長の指示で下準備。
七輪で〆の焼きおにぎりを焼きまじめました。先に焼いておくとよいみたい♪

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湯城館長はもう少しお仕事があるので、いったん本社へ。
先に七輪で干物を焼いて呑み始めちゃいます。(悪)

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館長が戻られてので、さあ本格的に忘年会開始!

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館長ご指導のもとピザを造って楽しく食事♪
(湯城館長は本物の料理人です。)

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これから徐冷炉に入れて焼きあげます♪

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ピザとワイン、ビールに炭火で焼いた最高級お肉。(美味)
ガラス作家が持ち寄ったグラス。
なんでも手造りはM.Mグラススタジオのお得意です。

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年末まであと少し。今日の楽しさを明日につなげましょう。

照濤書道会の25周年記念 忘年会

照濤書道会の25周年記念 忘年会
今日は書家、矢田照濤先生照濤書道会の忘年会に参加させていただきました。
「なぜガラスの西川慎が忘年会に?」と思われるかもしれませんが、実は私も照濤書道会に入会させていただきました。まだ数回しか稽古に参加していませんが、照濤先生のご厚意で参加させて頂いた次第です。(恐縮)
この2.3年のあいだ照濤先生とは「書とガラス」のコラボレーション制作をはじめ、いろいろな芸術論などについてもお話させていただいている間柄です。そういった話を続けているうちに「書」に対する考え方や感じ方が少しずつ変化し、もっと深く知りたいと言う気持ちにかられて入会しました。
今は入会された誰もが最初に稽古する「いろはにほへと・・・」に取り組んでいます。何十年かぶりに一から学ぶ楽しさに触れ、この事はきっとガラス作品制作の糧になると確信しています。
照濤書道会の方々は皆さん言います「矢田照濤先生の人柄にひかれて書に興味をもち続けています」と。確実な技術や日々の鍛錬、作品に対するブレのない思い。それに加えて矢田先生の人間性(人間力)。先生から学ぶものは沢山あります。25周年記念の忘年会に参加させて頂いた事、とても感謝しています。書もガラスもしっかり稽古を積んでいきますよ♪

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矢田照濤先生 25周年記念の忘年会でのご挨拶。

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お花と記念品の贈呈です。

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照濤書道会 兄、姉弟子の皆さん。(私はピカピカの新入生です。)
照濤先生が教室を始めた時から25年間一回も休まずに通われている方もいます。(凄)
本当に素晴らしい会の証ですね♪

ガラスのまち富山めぐり

ガラスのまち富山めぐり
今日もお世話になった方々にご挨拶、兼リサーチ兼お仕事。富山ガラス造形研究所の職員を一緒にしていた時期があるガラス作家の張慶南さんが車を出してくれて、久しぶりに二人で「富山のガラス散策」、なんか旅行にきたみたい♪ ちょっとわくわくしながら、富山ガラスの状況を見て回りま~す。

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長年お世話になっているギャラリーNOW
日本中の活躍している作家を取り扱っています。

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社長や奥様とお話しして作品の近況報告。最新のガラス作品を観ていただきました。

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お次は、富山国際会議場。富山市所有のガラス作品が多数展示してあります。
また、アートサロンがあり富山で活躍するガラス作家さんの作品も販売しています。

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西川 慎 ガラス作品「月齢」
富山国際会議場の建設の際にエレベーターホールに永久設置になりました。

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富山ガラス工房、個人工房、レンタル工房をめぐり沢山のガラス作家さんと会って、私も張さんも卒業した富山ガラス造形研究所へ。久しぶりに教員室で先生方とお話ししました。左から本郷先生、渋谷先生、職員の川辺さん、張さん。
先生方に近況報告とちょっと相談事を・・・。今後ともよろしくお願い致します。
ここで張さんとはお別れ、いろいろ付き合ってくれてありがとうございました。(感謝)
紹介が遅れましたが張さんは倉敷芸術科学大学ガラス科の先生です。
張さん今度は小野田に遊びに来てね♪

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ガラス研究所の学生たちはガラスの作品制作中。真剣です!

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今日は小野田現代ガラス展で大賞を受賞したガラス作家の川辺雅規さん。
2008年の小野田ガラスフェスタでお世話になったガラス作家の佐野景子さんとお食事♪
富山のきときとの魚とお酒、ガラスの話でかなり盛り上がりました。(宴会なう!)

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ガラスのまち富山には、町中に小さなミニケースギャラリーがあります。(後ろ)
三人のガラスの話は尽きることなく熱い話とともに二次会へ。
とても楽しい時間でした。次の日も朝から仕事があるにも関わらず、川辺さん、佐野さんありがとうございました。また富山に行った時はよろしくお願いします。(解散24:30)

ANAクラウンプラザホテル富山での結婚披露宴

ANAクラウンプラザホテル富山での結婚披露宴
富山で最上級のホテル「ANAクラウンプラザホテル」で、お世話になったお客様の結婚披露宴が行われました。それはそれは、盛大な挙式で出席者の中には富山県知事や富山市長をはじめ富山有数の企業の経営者、各分野の作家が参列され、お人柄がうかがえるような感動的な披露宴になりました。
新郎新婦は私達がガラス作家で独立して大変な時にいろいろと支えていただいた方なので、どうしてもお祝いの席に出席したく参加させていただいた事とても嬉しく思います。
本当におめでとうございます。末長くお幸せに♪

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現代ガラス作家4人 皆さん久しぶりにお会いしました。 
左から:扇田 克也さん、私(西川 慎)、野田雄一さん、張慶南さん。
あまりに久しぶりで野田先生と張さんとは挙式の後も深夜までご一緒させていただきました。とても楽しかったです♪

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日本を代表する超人気陶芸作家のお二人。
左:内田 鋼一さん、右:加藤 委さん、昔からの大ファンでお二人の作品を愛用しています。
素敵な式に参加させていただく機会を造って頂きました全ての方に感謝致します。

ガラスのまち「富山」へ出張

ガラスのまち「富山」へ出張
今日の午前中は吹きガラス講座をいつも通りに済ませて、午後からは研究所時代から10年もお世話になった町、富山に出張です。
富山市までは新幹線と特急電車を乗り継いで6時間くらい。毎年、金沢美術工芸大学のガラス講座で北陸には行っているのですが、もう一歩足が伸びず、今回訪れるのは4年ぶりです。富山はガラスに携わっていればだれでも知っているほど、有名な土地。先生や生徒、同期、作家仲間など沢山の知り合いがいます。
大切な用事(出張)もさることながら、お世話になった方、友達に会うのが楽しみ♪しっかりいろんな意見やガラスの動向を見せていただきたいと思っています。
もちろん仕事もしっかりね!
そんな事で晩くに富山に着いて、早速お世話になったお寿司屋さんに♪(嬉)
大将にあって近況報告です。

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寿司栄「華やぎ」
大将(現会長)と息子さんの社長が腕を振るために新店舗として2年前にオープンしたばかり。

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同じく、寿司栄「華やぎ」のサイン。富山でも超人気の高級店です。

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お変わりなく超元気な寿司栄 大将! 威勢が違います。(粋)
きときとのお魚と確かな腕でお料理されたお寿司は最高です♪

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職人やガラス作家の世界は何年たっても志が高ければ極まるものではありません。
大将はまだまだ寿司道を極めんと邁進していると話して下さいました。
見習はなければいけません。本当に勉強になりました。
また必ず行きます。ご馳走様でした♪

ガラスのトロフィー

ガラスのトロフィー
今日は夕方からある会のゴルフコンペの懇談会がソル・ポニエンテであります。
私はゴルフをまったくしないのですが、懇談会にはいつも誘って頂き参加させていただいています。
なぜかと言うと、ゴルフコンペのトロフィーをM.Mグラススタジオで制作させていただいているのです。
この会の参加者は、小野田の主要な会社の経営者の方々ばかりで、いつも緊張の中参加するのですが、食事やお酒を酌み交わしている時に聞けるお話しは、ためになるお話ばかりです。
経営の事や、いろいろな地域に出向いた時に見た文化活動や現政権のお話までいろいろな会話が進みます。もちろん、私も現代ガラス作家として、また経営者の一人として臆せずに会の皆様と会話に参加して今のガラス文化のあり方なども熱く語っています。そこで話していた事をきっかけに、実際にガラス工房までご家族や会社の方と足を運んでくださると本当に嬉しいものです。
こう言った地道な活動で得た信頼がとても重要なのだと最近常に感じています。
さあ、明日は日曜日!誰がガラス工房に来られるか分かりません、「ガッチリ」仕事をするために飲み過ぎ、二日酔いには注意しよう。(怪)

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池本美和 制作 ガラストロフィー
富士商グループ 藤田 俊彦 社長 1年間の「取りきり戦」覇者!最高の笑顔です。
藤田社長は小野田のガラス文化を先頭に立って支えてくださっている恩人です。
これからも宜しくお願い致します。

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小野田の重鎮 小野田商工会議所 前会頭 藤田 保郎 様  、現会頭 西村 重基 様 
現副会頭 末廣 裕幸 様、県議会議員 竹本 貞夫 様

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ソル・ポニエンテ 今夜の前菜。ワインが進みます。(美味)

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ソル・ポニエンテ メインディッシュ肉料理と魚料理。両方食べちゃいました。(満足)

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参加者の皆様。 小野田を代表する経営者の方々です。
これからもたくさん勉強させて頂きます。

吹きガラスベンチと夕陽

吹きガラスベンチと夕陽
つい一週間前まで吹きガラスの作業をしていると、若干汗をかく程に暑かったのですが、昨日くらいから一変して今度は本当に寒くなりました。
吹きガラスの作業は寒いくらいの方がやりやすいのですが、こうも変化が激しいと体が付いていきません。ガラスと同じで急激な温度変化には対応できず割れてしまいそうです。(ピシッ・・・割)
また、今頃になって季節はずれの台風が日本に接近中。M.Mグラススタジオは海のすぐ側、海岸から5mほどしか離れていないため、台風情報はとても重要です。いざ接近すれば、風対策と雨対策、土のうを積んだりと工房を守らなければいけません。
本当におかしな気候です。
スタッフにも体長不良者が出そうな気配。来月からはまたまた大量注文の制作が始まります。どんな状況にもしっかりと対応して、しっかり気を引き締めて制作頑張たいと思います。

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吹きガラスベンチと夕陽 
今日のガラス制作は無事終了。台風が接近しているみたい・・・(来ないでね!)
ガラス工房前の山陽小野田市焼野海岸は日本の夕陽100選に選ばれています♪

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ガラス工房から見る夕日はとっても綺麗。毎日違う表情を見せてくれます。(撮りたて!)
しかし、本当に寒いです。

書とガラスのコラボレーション

書とガラスのコラボレーション
去年のガラスフェスタ2009で玄游書会会長の矢田照濤先生と「書とガラス」をテーマに作品制作を行いました。その時の完成した12点余りの作品がようやくそれぞれの場所へ収まります。7月のブログでも紹介したように、どの作品を先生が所有して、どの作品をガラス工房で展示するかなど会議は夏にできていたのですが、最後の作品の〆は、やはり矢田先生の「箱書き」です。全ての作品の桐箱が出来上がったので、今日先生にご足労をお願いして、工房で最後の仕上げです。やはり作品は、桐箱がつくとグッと引き締まった感じになります。ましてやその箱書きが矢田先生。これ以上ない贅沢な仕上げです。矢田先生が工房に来られてすぐさま箱書き開始。同時に西川、池本ともに箱の裏にサインを書く様に先生に言われました。「無理、無理、無理。」と西川と池本。せっかくの先生の箱書きが・・・・。当然、矢田先生には受け入れて頂けず、サインをする事になりました。先生の箱書きは素晴らしく、桐箱の蓋を眺めて書く書をイメージしている姿には作家独特のオーラが!。一つとして同じ作品は無く、次から次へと仕上げられる先生に呆気にとらわれているうち、自分達のサインの出番。こんなに緊張して書いた箱書きは初めてといった感じ。しかし、その甲斐あって箱書きに向かう姿勢を学んだ様な気がして、結果気持ちよく終える事が出来たように思います。長い間かかってしまいましたが、これで「ガラスフェスタ2009・書とガラス」が完結です。もちろん、矢田先生とのコラボ「書とガラス」は今後の私達M.Mグラススタジオでの大事な研究テーマの一つです。早く次の段階に行けるように、日々のガラス作品制作に励みたいと思っています。

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矢田先生に「ここにこうやって。」言われているけど。池本さん「うん~」と渋い顔

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矢田先生の箱書き。「風・游・花ごころ・などなど」
 

 

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同じく箱書き「道・円」

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裏書、サインですね。「照濤 ・ 慎 ・ 美和」

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あまりの緊張で「慎」の落款が逆に! 一生の不覚です。トホホ・・・

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そのあと、先生と小野田の居酒屋「武蔵」に。
先生とは、芸術や美術について、いつも沢山話をします。書に携わった経緯等についてお伺いしました。
すごく楽しかったです。また誘っちゃおー。

金沢美大ガラス集中講義 最終日

金沢美大ガラス集中講義 最終日
あっと言う間にガラス実習の集中講義も最終日です。初日の逆で今日は朝から簡易ガラス工房をいつもの金工工房に戻さなくてはいけません。同時に今日まで制作してきた作品の仕上げと講評をしなければいけませんで、速やかに片付けます。
今年は気温も高かったせいかガストーチや窯の具合も良くいい感じでガラスを溶解する事が出来ました。同時に学生達も初めて触る熔けたガラスの感触を体で感じたのではないかと思います。
ステンドグラスに至っては、始めにガラスの切り方、ステンドの組み立て方を教えただけで、ほとんど何も教えていないのにしっかり完成させていました。
物事や技法を学ぶ事は非常に広く深いものです。決して何日かで習得出来るものではありません。しかし、一度も触れた事が無いゼロ(0)の状態とイチ(1)では大きく違います。ゼロはいくら掛け(×)てもゼロ以外にはなりません。しかしイチ(1)になれば自分次第でいかようにも変える事が出来ます。このイチ(1)になったのであれば今回の授業もよいのではないかと思っています。イチを知った時の感覚を私自身も忘れないように、これからもさらにガラス素材に向き合おうと教えられた様な気がします。
原 智 先生 毎年、講義に呼んで下さりありがとうございました。
今後ともよろしくお願いたします。

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ガラス素材 集中講義 講評会 「0から1へ」

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今年のガラス素材研究 受講生とその作品

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「原 智 先生」ガラスに導いてくれた本当の恩師です。17歳のころからお世話になっています。
今だまったく頭が上がりません。(歓迎会のピザパティーの時の写真です。)

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中川 衛 先生 重要無形文化財保持者(人間国宝)
2004年(平成16年)、重要無形文化財「彫金(加賀象嵌)」の保持者に認定。
いつもお忙しく、
なかなかお会いできないのですが、最終日に昼食をご一緒しました。

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金沢美術工芸大学 機会があれば来年も伺います。