皇帝の愛したガラス展を見に行きました。

皇帝の愛したガラス展を見に行きました。
今年の夏は大きなガラス展が開催せれています。先日レセプションに参加したサントリー美術館での「あこがれのベネチアン・グラス」展と、今回見に行く事が出来た東京都庭園美術館での「皇帝の愛したガラス」国立エルミタージュ美術館所蔵のガラスコレクション展です。
ロシアのサンクトペテルブルクにある国立エルミタージュ美術館は、ロマノフ王朝の宮殿建築と膨大な所蔵品から世界でも屈指の美術館に数えられています。美術館のガラスコレクションは歴代のロシア皇帝、皇族、名士によって収集された2000点以上の中から190点の名品がルネッサンス期から18世紀以降にロシア帝国ガラス工場で製造された作品までガラス工芸の歴史をたどりながら展示されています。ガラス素材に携わって17.18年も経つと、多くのガラス展に足を運び多くのガラスの名品を目にしてきましたが、今回初めて見る作品が多々あり、とても勉強になりました。まだまだ目にしていない名品が世界には多く存在しているのだろうと思います。良い作品は沢山見なければいけません。
ガラス展もさることながら、東京都庭園美術館は朝香宮邸として1933年に建てられた建築をそのまま美術館として公開したもので、ヨーロッパの装飾美術(アール・デコ様式)とモダニズム(近代様式)でたてられた建築です。玄関正面や大客室にはルネ・ラリックのガラスレリーフやマックス・アングランのエッチングガラスの作品が飾あり、いたるところに作品がちりばめられ建物自体が美術品と言っても過言ではありません。何度も足を運びたくなるお気に入りの美術館の一つです。
皇帝の愛したガラス」展は今月の25日までですが、東京都庭園美術館に行った事のな方は企画展に関わらずぜひ一度足を運んでみてください♪

teienn1.JPG
東京都庭園美術館皇帝の愛したガラス」展
国立エルミタージュ美術館所蔵のガラスコレクションの名品展です。

teienn2.JPG
玄関を入ると美術館の建物まで大きな庭園を抜けて行きます。
東京は整備された緑が意外に多くあります。とてもきれいで気持ちが良いです。

teienn4.JPG
ガラスレリーフ作品 ルネ・ラリックのとても美しい作品です。
正面玄関より

teienn3.JPG
旧朝香宮邸の御庭。

teienn5.JPG
彫刻と緑があり、思い思いに静けさを楽しんでいます。
本当に気持ちの良い美術館です。

 

teienn6.jpg
東京都庭園美術館 国立エルミタージュ美術館所蔵 皇帝の愛したガラス」展
ぜひ足を運ばれてみては。

ガラス作品打ち合せ 東京出張

ガラス作品打ち合せ 東京出張
この土、日も打ち合わせが入り東京出張になりました。9時過ぎの山口宇部空港発のフライトでも、昼一の東京での会議には十分昼までには間に合います。山口東京間は、ものすごく遠くに思われがちですが、最近本当に近く感じています。事務所に着くとすぐに打ち合わせが始まり、皆さんすごい集中力で事が進んでいきます。この日は休憩が一度もなく10時間ブッ続けで行われました。忙しい東京の方々は本当にタフです。(流石!)そこから食事をして、ふらっと入ったバーで最近お気に入りの「モヒート」を一杯。25時に帰りました。もちろん次の日も朝から動きます。気になる展覧会やショップギャラリーを視察。もちろんあいさつ回りもします。M.Mグラススタジオは土、日は出勤なので日曜日に出張やプライベートで出回る事はほとんどありません。各ショップ等の休日のにぎわった感じを伺えてよかったです。ただ、小野田から上京した私にとって日曜日の都心は、かなり込み合っていました。(混雑)
また、今年の夏は良いガラスの展覧会が多く東京都庭園美術館で行われている「皇帝の愛したガラス」展も観に行ってきました。こちらも次のブログで紹介します。

akasaka1.JPG
ガラス作品打ち合せのため午前中の便で羽田空港着 
山口宇部からの便はいつも端のゲートに着くので到着ロビーまで遠いのですが、多くの飛行機が並んでいるのを見るのは、なかなか爽快な気分になります♪

akasaka2.JPG
赤坂サカス ガラス会議に時間がかかったので本日は赤坂に宿泊。
流石赤坂、深夜までお店があいています。朝、出かけ際にTBSの赤坂サカスの前で。

akasaka4.JPG
サントリー美術館 ミュージアムショップshop×cafe
「あこがれのベネチアングラス」展が開催されているので美術館、ショップともに多くの人が訪れています。この展覧会に合わせて制作した西川のガラス作品も展示しています。その状況とご要望を聞きに行きました。

akasaka5.jpg
東京ミッドタウンが出来てからあまり行かなくなったAXISビルへ。
AXISが提案する「デザインのある生活」コーディネイトを体感できるショップ「リビング・モティーフなどセンスの良いお店がそろっています。
AXISビル内にあるサボア・ヴィーブルへも立ち寄りました。多くのガラス作家が個展を開催しています。

akasaka6.jpg
今週末から「竹本亜紀」ガラス展がサボア・ヴィーブルで開催されるみたい。
竹本亜紀さんは、小野田の現代ガラス展で何度も受賞されているガラス作家さんです。一週間ずれていたら観覧できたのですが・・・(残念)

ガラス工芸特別授業 小野田工業高校 定時制

ガラス工芸特別授業 小野田工業高校 定時制
毎年夏の終わりに小野田工業高校 定時制のガラス工芸特別授業を行っています。地域の産業や文化歴史を知るための授業として4.5年前から始まりました。小野田はセメントに代表されるように窯業の町として栄え、民間で初めてのセメント工場(現太平洋セメント)が出来た場所です。つまり窯を使う産業と文化の融合としてガラス工芸、ガラス文化を知って頂くために私達M.Mグラススタジオが小野田に設立した訳です。ですから、工業高校の生徒や先生方にガラス工房で勉強していただくのは当初の目的と一致して、とても良い機会です。と言っても多感な時期の工業高校の生徒達。あっさりガラス文化に触れあってくれそうもない風貌です。しかし、いざガラス工芸の体験授業が始まると何とも素直にガラス素材と触れ合ってくれています。(嬉)
1年生から4年間、毎年違った技法のガラスに触れて今年度卒業する生徒が「来年はプライベートで遊びに来ます♪」なんてかわいい事を言ってくれる奴も居ました。定時制なのでスタッフも夜の8時、9時まで生徒たちと一緒に作業をして楽しかったみたい♪ 夏の終わりに良い二日間の出来事でした。
小野田工業高校の先生方と生徒さん、ガラス未来館、M.Mグラスのスタッフありがとうございました。(感謝)

onodakougyou1.JPG
3.4年生はステンドグラスを制作
ガラスのカット、研磨、カッパーテープ貼り、半田付けと全ての工程を自分で制作してガラス作品を制作します。(真剣!)

onodakougyou2.JPG
1.2年生はサンドブラストとエナメル絵付け。
細かい絵柄にするとかなりの時間がかかります。今年もこだわっている生徒が何人かいるな~。

onodakougyou3.JPG
小野田工業の授業が終わって一安心。
しかし、台風が日本に接近しているみたい。海べりのガラス工房は風も大分強くなって来たので、池本さんが大事に育てているお花を飛ばされないよう工房内に避難。
ホットショップ(吹きガラス工房)がお花屋さんみたいになって綺麗でした。(華)

カンディンスキーと青騎士展に行ってきました。

カンディンスキーと青騎士展に行ってきました。
あのヴァリシ―・カンディンスキーの作品が山口県立美術館に来ると知り、会期が始まったらすぐに観に行こうと思っていたのですが、夏はやっぱりガラス工房がとても忙しく会期終了1週間前に駆け込み展覧会を拝見しました。
カンディンスキーは美術を勉強している人ならばだれでも知っている作家です。しかし、一般の人には案外知名度が低いらしいので、一番解りやすくカンディンスキーを説明すると「抽象絵画を発明した人」になります。多くの現代作家が抽象的な表現を用いて表現しています。もちろん私を含めて抽象的な表現でガラス作品を制作する現代ガラス作家達も多くいます。抽象作品とは写実から単純化、さらに抽象表現と繋がり、モティーフを写すのではなく物から感じ取った事柄を精神的な形に置き換えて形創っていく事と私は思っています。例えば、誰かが「月」と言うタイトルの作品を見て「これのどこが月なの?」と疑問に思える様な作品でも、その制作者にとってはどこからどう見ても「これは月だ」と言える事が大切です。
つまり、それはなんとなく描いた線や形ではなく、作家本人にしてみればまぎれもなく「月」をモチーフに描いていると言う事なのです。理論的に説明するとややこしい感じですが、単に「なんだか解らないけど綺麗だね♪」とか「何か天体を感じる」みたいなことが感じてもらえれば作家としてはおおかた良い結果になっているのかも知れません。逆に作家にとって「解らないけど綺麗だね」と思ってもらえる作品を制作するのはとても難しい事です。(難) 展覧会では、カンディンスキーが抽象表現にたどり着くまでの経過がとても解りやすく構成されていました。
私とカンディンスキーの作品との初めての出会いは19か20歳の時に開催された「グッケンハイム美術館展」でした。その時見た作品の印象とガラス作家になってから見るカンディンスキーの作品の印象は同じではないけれど、20年も前に見た作品を今も覚えていると言う事は作品の強さに他ならないと思います。私もガラスを通してそんな作品を制作したいと思います。
会期はもう残りわずかですが、機会があれば足を運んでみてはいかがしょうか。
とても良い展覧会でしたよ。

kannden1.JPG
山口県立美術館 本展覧会の看板です♪
奥野看板は二つの大きな看板をずらして置いてあるのですが、見る場所によって綺麗に「カンディンスキーと青騎士展」と読めるようになっています。
kannden2.JPG
「カンディンスキーと青騎士展」展示会場に入るスロープ
カンディンスキーの文字が抽象絵画ふうに構成されています。

kannden3.jpg
カンディンスキーと青騎士展のチラシ
チラシに使われているこの絵画もカンディンスキーにとっては実際に見たリアルな風景なのでしょうね♪

菊池寛実記念 智美術館 ガラスの手すりと「川瀬 忍の青磁」展

菊池寛実記念 智美術館のガラスの手すりと「川瀬 忍の青磁」展を観に行きました。
当初の目的は菊池寛実記念智美術館の企画展ではなく、美術館内にガラス作家の横山尚人先生がデザインされたガラスの手すり(作品)があります。その作品の視察が目的でしたが、運の良い事に「川瀬 忍の青磁」展が開催されており、素晴らし作品の数々でした。古典に学んだ初期の作品から動植物の有機的形体造形を展開した近作、さらに新作までが展示されています。独特の静けさと品を漂わす素敵な展示で、何よりも美術館の空間と作品の持つ空気感が共鳴しあい最高の展覧会でした。
当初の目的である
美術館建築の空間構成も素晴らしいもでした。
エントランスを入ると水墨抽象画で知られる篠田桃紅(とうこう)氏の「ある女主人の肖像」が出迎えてくれます。そこから地下1階の美術館へ横山先生の作品の脇を通って展示会場に下ります。
1階フロアと地下展示室を結ぶのは螺旋階段で、透明ガラスの手すりは天井からの光を受けて流れるような曲線を描いています。本当に美しい作品であると同時に、私が作家としてこの作品を観た時、緻密に計算され創りだされた一つ一つのガラスに感動します。壁面には銀の和紙に篠田桃紅氏の旧作「いろは歌」を作家自ら断裁し、「真行草」の漢字をイメージしたコラージュ文字が描かれ、横山先生のガラス作品の曲線と絡み合って静かな空間を演出しています。
建築からコレクション、空間づくりまで、全てにおいて美術に造詣の深い(現代陶芸のコレクター・菊池智)の美意識が反映しつくされていることを感じる事が出来ました。東京・六本木方面に行かれる方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
お薦めの美術館です♪

また、今月8月27日~11月13日まで、富山市にある楽翠亭美術館で「篠田桃紅の墨アートと現代のガラス」展にM.Mグラススタジオの西川慎・池本美和も出品しています。こちらも富山にお出かけの方はぜひご覧ください

kikuti1.JPG
菊池寛実記念 智美術館 正面玄関です。

kikuti2.JPG
篠田桃紅(とうこう)氏の「ある女主人の肖像」 エントランス水墨抽象作品
エントランスに入った瞬間から静けさを感じる素敵な空間を演出してくれます。

kikuti3.1.jpg
ガラス作家 横山尚人先生 作 透明ガラスの手すり光の反射と曲線が美しいです。
(写真は入場券の半券からスキャンしました。)

kikuti4.jpg
「川瀬 忍の青磁」展 天青から静かなる青へ
素敵な展示空間でした♪

konnpirasann.JPG
虎ノ門金刀毘羅宮の前を通り掛かったのでお参り♪
東京都の選定歴史的建造物に指定されています。今は高層ビルの間に建っていますが、沢山のサラリーマンさんたちが周りで休んでいました。
この後の会議と新潟方面の出張が無事に終える事が出来るように祈願しました。(合掌)

サントリー美術館「あこがれのヴェネチアン・グラス」展

サントリー美術館あこがれのヴェネチアン・グラスー時を超え、海を越えて」展に行ってきました。
M.Mグラススタジオブログで何度となく紹介させて頂いておりますサントリー美術館では、世界でも最高のガラス芸術の展覧会を何年かに一度企画されます。サントリー美術館は今年、開館50周年記念をむかえ、記念すべく企画展に「美を結ぶ。美をひらく。」Ⅲ あこがれのベネチアン・グラスー時を超え、海を越えて展を開催されました。そのオープニングレセプションにご招待をいただきましたので西川、池本の二人で参加いたしました。参加者は関係各所から著名な方々が出席されており、イタリア大使、コーニングガラス美術館副館長、主催、協賛の大企業の代表の方々、ガラス作家等
と格式の高いレセプションになっていました。もちろん、展覧会は言う事のない素晴らしさでした。
ヴェネチアン・グラスは、1450年頃に開発された無職透明のガラス(クリスタッロ)とともにその技術、芸術性を高めて行きました。16-18世紀にはその技法は完成されたと言われています。展覧会では王侯貴族の羨望の的となったルネッサンス期の作品から、造形的に影響を受けたヨーロッパや日本のガラス、そして現代のガラス・アートまで引き継がれた美的要素を140件もの優品によって構成されています。歴史ある作品はもちろん、今回出品している作品の中に富山ガラス造形研究所の1期上の先輩である、江波冨士子さんの作品がありました。ヴェネチアン・グラスの技法のひとつ「ムッリ-ネ」と呼ばれるモザイクガラスの一種を使って制作された小さな器を100個あまり制作し、まるで雨上がりに虹が掛かるような色合いで、凄然と並べれれ他器の模様は驚くほど細かく繊細で本当に美しい作品でした。サントリー美術館ガラスの展覧会は興奮が冷めずについつい多くを語りたくなってしまうのですが、展覧会のサブタイトルになっているように、時を超え、海を越えて人々や私達ガラス作家の心を引き付け続けているヴェネチアン・グラスをぜひご覧になられてみて下さい。
あこがれのヴェネチアン・グラスー時を超え、海を越えて」展 必見です

suntory1.JPG
あこがれのヴェネチアン・グラスー時を超え、海を越えて」展
サントリー美術館 ミュージアムショップ Shpo×CaffeにはM.Mグラススタジオからもこの展覧会用制作した新作を展示販売しています♪

suntory3.JPG
展覧会に出品しているガラス作家 江波冨士子さん。(中央)
(左から)ヴェネチアン・グラス展を企画されたサントリー美術館土田ルリ子学芸副部長。数々の学術賞を受賞されています。ガラス作家の小西潮さん。富山ガラス造形研究所の先輩、江波冨士子さんとガラス工房を運営されています。(右端)ガラス作家 高橋禎彦さん。(下の写真で紹介します。)
皆さん17.18年以上も前からの知り合いで、ガラスに携わり活躍されている素敵な方々です♪

suntory2.JPG
現代ガラス作家の大先輩 高橋禎彦さん。日本のガラス作家やガラスを学んでいる学生で知らない人はいません。(超有名)
10年ぶりぐらいにお会いしましたが相変わらず素敵なガラス作家オーラがでていました。(流石)
今は多摩美術大学ガラス科の准教授で教鞭を
とっていらっしゃいます♪

tokyotawa.JPG
展覧会を観終えてホテルに。
ロビーから東京タワーが夕陽に染まって綺麗でした。
良いガラス展を観た後はすぐにでも作品を制作したくなります。
ガラス工房に帰って早速制作を開始します!(気)

8月のM.Mグラススタジオ

8月のM.Mグラススタジオ
毎年、夏のガラス工房は本当にばたばたしていて、気がつけば8月も残すところ10日程で終わろうとしています。今年の夏はとりわけ忙しく、ガラス工房が休みの日にはどこかへ出張と言う週が続いて、前回のブログ更新からもう一カ月もたってしまいました。(涙)
先月も同じようないい訳をしましたが(汗)、本当になんやかんやと忙しい月でした。8月のガラス工房の出来事を紹介いします。

glassseisaku1.jpg
7月の終わりから8月初旬はM.Mグラススタジオ企画の毎年恒例ガラスフェスタの準備と記念品制作、大型のガラス作品と見事に仕事が重なり大忙しでした。
おまけに今年の猛暑はすさまじく、例年のようにサマータイムを導入して朝早くから制作していますが、やっぱり暑い! 滝の様な汗がでます。

fesuta1.jpg
8月6日、7日はガラスフェスタ2011
今年はガラス工房前の「焼野海岸」が整備されて10周年。これに合わせてガラス未来館でも子供たちとのワークショップを中心にフェスタを開催しました。
オープニングはさくら保育園の子供たちの太鼓の演奏からです♪(元気)

fesuta2.jpg
ガラス工房の外に特設の砂場を設置。
スタッフ総出で海岸の砂と貝殻などを拾ってきました。
この小野田の焼野海岸で拾ったものを使ってガラス作品を制作します♪

fesuta3.jpg
一つ目はサンドキャスト
大きめな貝殻などを探し、湿らせた砂に貝などを押し当てて凹んだ型を造ります。
その中にガラスを流し込んでガラス作品の完成。
皆、ガラスをまじかで切るのは初めて。熱さにちょっとびっくりしながらも何とか作品になりました。
注意:女の子をいじめている訳ではありません!

fesuta4.jpg
二つ目のワークショップはジェルキャンドル。
ガラスのコップの中にやっぱり海岸で拾った砂やシーグラス、貝を綺麗に並べて、それぞれのイメージで小さな世界を創ります。ジェルを流し込むとガラスの中がレンズ効果で大きく見えて世界が変わります。子供たちも大喜び♪今年も200人ちかい方々がきららガラス未来館のワークショップに参加して下さいました。本当に楽しい時間を過ごす事が出来ました。

fesuta6.jpg  fesuta7.jpg
そして、またまた恒例のサポートスタッフさん達と打ち上げです。
今回も湯城館長の最高の料理に加え、サポートスタッフ(講座生)さんからも多くの差し入れを頂き、おなかいっぱい食べて飲んで最高の時間を過ごしました。
皆さんのご協力のもと無事に「ガラスフェスタ2011」終了する事ができ嬉しく思います。
本当にありがとうございました。(感謝)

tokyo1.JPG
休む間もなく翌々日には東京出張。
今回も忙しく会議、ガラス展などの視察に行きます。

tokyo2.JPG
サントリー美術館 「憧れのベネチアン・グラス」展のレセプションに参加しました。
展覧会の内容は次のブログで紹介します。

tokyo3.JPG
菊池寛実記念 智美術館 こちらも後ほどブログで紹介します。

kikennhinn.JPG
と言う具合に忙しい毎日をおくっています。
今日もM.Mグラススタジオのスタッフは記念品等の制作に励んでいます。
ガラス作品の要望が多い夏を猛暑に負けず乗りっ切って行きましょう♪

根津美術館に行ってきました。

根津美術館に行ってきました。
今週は、日本に大型の台風が接近し各地に被害を出しました。M.Mグラススタジオは海のすぐ横に建っているので台風が接近すると細心の注意をはらいます。そんな中での東京出張は工房の事が心配でなりませんが、スタッフがガラス熔解炉守ってくれる事を信じて私は仕事に出かけます。
このところ東京や海外へと出張に出かけるたびに台風や大雨。小野田のガラス工房では完璧に「雨男」呼ばわりされています(涙)。と言いながらも仕事に行けなかった事はほとんど無く、今回もうまくすり抜けて作品の打ち合わせ等々お仕事です♪
3日間しっかり働いた結果、最終日の会議は思いのほか早く終了、場所も渋谷近辺でしたので根津美術館へ行ってきました♪
根津美術館は実業家にして東洋古美術収集に熱心であった、初代根津喜一郎の遺志により南青山の根津家敷地内に開館しています。収蔵品の仏舎利、絵画、工芸品は素晴らしいもので、「和」のおもむきを基調に、収蔵作品や日本庭園と一体感のある心地良い空間を創り上げています。
流石、隈研吾さんの建築です。
本当にここが東京のど真ん中かと錯覚に落ちるくらいの静けさと見事な庭園でした。(美)
東京渋谷方面へお出かけの方にはお薦めですよ♪

nezu1.JPG
根津美術館
コレクション展「古筆切(こひつぎれ)」ともに楽しむために
2011年7月13日~8月14日まで

nezu2.JPG
入り口を入るとすぐに竹壁と石畳の回廊。とても良い雰囲気があります。
この通りを抜けると正面玄関が現れます。

nezu3.JPG
ホールには石造彫刻が日本庭園、建築空間と一体となって展示されています。
建材の板ガラスもすごく生きています。

nezu4.JPG
見事な日本庭園。
東京とは思えないほどの静けさと木々の緑。手入れが行き届いています。
茶室や書院、御堂など昔ながらの建築も点在しています。

nezu5.JPG
根津美術館から表参道駅までの間にはChloeやCartier,Ω等の高級ブランドショップ街がズラリ!
どれも個性的で素敵な建築ばかりです♪

nezu6.JPG
PLADAのショップ
板ガラスが場所によって出っ張ったり、引っ込んだり。
これは板ガラスのスランピングと言う技法で制作されていて、私達ガラス作家から見たら、恐ろしく大変なお仕事です。海外の旅行者も興味津々♪

nezu7.JPG
東京出張3日目 台風が去って綺麗な夕陽の羽田空港。
タラップからの景色はいつ見ても綺麗です。

大濤書道会を観に行ってきました。

大濤書道会を観に行ってきました。
書道研究玄游会の会長を務めていらっしゃる矢田照濤先生が代表となって開催されている大濤書道会を観に行ってきました。
大濤書道会は山口県の防府市地域交流センターアスピラートで毎年開催され、今回で7回目を迎えます。午前中には照濤先生のライブ制作もあり、画面の大きさは3m×5mと超大作。残念ながら公開制作をライブで見る事は出来なかったのですが、会のみなさんの作品と先生の作品を照濤先生自身の解説付きと言う超贅沢な環境で見せて頂きました♪(幸)
また、毎年恒例、矢田照濤先生ブログで毎日制作されているハガキに書かれた作品の販売も楽しみに多くの方が会場に訪れ賑わっていました。

yatase5.JPG
矢田照濤先生 公開制作作品
「徳は人を感じ、風は物を動かす」力強い筆性と同時にとても素敵な言葉です。
西川と池本は2009年に矢田先生と「書とガラス」でコラボレーションした時に創った
「響」Tシャツを着て会場に。(もちろん「響」は先生の書です♪)

yatase1.JPG
毎日のように書かれる照濤先生の作品たち。
日々努力をし、積み重ねられる作品はとても魅力的で、奥深い表情と質感を感じさせてくれます。
創り続けるという力は作家にとって如何に重要なのかを先生のこの作品たちから感じづにはいられません。私達も見習わなければ!

yatase2.JPG
「錬心清志洗煩邪掃」
(心を修練して志しを清くし煩を洗い邪を掃いさる。)
自分に言われているように思います。
今の私にはとてもできそうにありませんが、もっと心を鍛えましょう。

yatase3.JPG
「あらゆる生物は過酷な自然環境に対して己の生態を変えてまでも逞しく生きている。
地球万歳 いのち万歳」
先生は3月に東京で震災に遭遇されたと話してくれました。
被災された東北の皆様に向けた照濤先生のエールを感じます。

yatase4.JPG
大濤書道会 会場風景
どの作品も力作ばかりで、素晴らしい作品でした。
7月16日(土)~18日(月)まで防府市地域交流センターアスピラートで
開催されています。ぜひ観覧に行かれてください♪

ガラス芸術 中国の教育現場

ガラス芸術 中国の教育現場
前回の視察で知り合った中国美術学院の管先生、上海大学の苗先生に会いに三度目の中国に行ってきました。7月に入ると大学が休みになって、先生方の時間が少しとって頂けるようなので、学校の設備等を見学せてもらいに行った次第です。
中国美術学院は、上海から新幹線で1時間弱「杭州」にあります。西湖の畔にあってものすごく広いキャンパス、自然も豊かな素晴らしい環境です。この6月には西湖が世界遺産になったようです。
少し離れたもう一つのキャンパスにはガラス工房もあり、これまたとても大きな電気窯がズラリ!。加工機とともに充実しています。残念ながら吹きガラスの設備はありませんでしたが、今後ガラス芸術が中国国内で認知されていけば、吹きガラス工房も建つ可能性は十分にありそうな予感がしました。
何を言っても、他の国のアーティストと会って話が出来ると言う事は作家にとって良い刺激になります。
本当に楽しい時間でした。また行きたいな~♪

kyouiku1.JPG
中国美術学院。日本で言う所の東京藝術大学みたいな国立大学。

kyouiku2.JPG
中国美術学院 ガラス工房棟。
写真では解りにくいでうが、ものすごく大きな建物です。設備の写真は撮れませんでしたが、
すごく立派なキルンワークの設備と加工機がずらっとそろっていました。

kyouiku4.JPG
6月に世界自然遺産になった西湖。日本の小笠原諸島と同じ時期に登録されました。
大学正門のすぐ向かいに立派な入口があります。

kyouiku5.JPG
西湖の湖畔です。立派な柳の木が多く茂っています。
満潮時に川の水が逆流することで有名な銭塘江の堆積物でせきとめられた 自然の湖で、
蘇東坡や白居易らが詩に詠んだ中国を代表する土地です。

kyouiku3.JPG
管先生のアトリエ。古い倉庫を改良した素敵なアトリエです。
めちゃめちゃカッコイイ♪
美味しいお茶と、紹興酒の御土産まで頂きました。
管先生お忙しい中ご案内頂き本当にありがとうございました。(感謝)

kyouiku6.JPG
続きまして「上海視覚藝術学院」です。

kyouiku7.JPG
上海視覚藝術学院は40の科がある、またしてもとてつもなく大きな構内。
科一つ一つに大きな教室や制作室がある感じでとても贅沢です。
この環境で制作できる学生は幸せですね♪

Shelly and Miaotong.JPG
上海大学の苗先生(右)と上海視覚藝術学院のXUE Lu先生(左)
お忙しい中いろいろ案内して下さいました。
両先生方、本当にありがとうございました。(謝謝)